Scenes of New Habitations

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住むの風景

Research

被災後を生きる

20240925

山／津波ツアー　レポート（１）佐古田晃朗

柴原聡子, 瀬尾夏美

被災後を生きる

20240701

Exhibition New Habitations: from North to East 11 years after 3.11 in Fukuoka

米山菜津子, トヤマタクロウ, 瀬尾夏美, 柴原聡子

わたしの地元に似ているけれど、とても違う感じがする―― 東日本大震災から11年後の被災地を写し、それまでの時間を言葉にしたこの写真詩集には、一見するとどこも同じようで、でも確かにその土地の...

被災後を生きる

20240222

インドネシアの住まい、災害、アート。　＠Tokyo Little House

早稲田大学 小林恵吾研究室, 瀬尾夏美, 柴原聡子

今回のイベントでは、「住むの風景」が昨年10月に行ったインドネシアの被災後の暮らしに関するリサーチ結果のプレゼンテーションと共に、調査に協力してくれたインドネシアのアートコレクティブIndeks...

被災後を生きる

20240211

山／津波――東北の山と川と海をめぐるアートスタディツアー

瀬尾夏美, 柴原聡子

年々増え続ける災害を前に、私たちは「被災後を生きる」時に直面しています。「山／津波――東北の山と川と海をめぐるアートスタディツアー」は、3日間をかけて、それぞれ津波と土砂崩れにより被災した、...

被災後を生きる

20231226

写真と詩の展覧会 『New Habitations: from North to East 11 years after 3.11』 in Tokyo

米山菜津子, トヤマタクロウ, 瀬尾夏美, 柴原聡子, 温又柔

写真詩集『New Habitations: from North to East 11 years after 3.11』の展覧会を開催します。大きくプリントした各地の写真と、点在する詩。未掲載カットを含むスライドショーなど、各地の微かな違い...

被災後を生きる

20231215

FUTURE HABITAT PROJECT 2023 in Indonasia

瀬尾夏美, 小林恵吾, 早稲田大学 小林恵吾研究室, 柴原聡子

2021年から活動が始まったFuture Habitat Project。 今回は、初めての海外調査として、インドネシアのジャカルタとバンダ・アチェを訪問した。 土地の人々のことばと風景の記録を大切に考えながら、...

被災後を生きる

20231026

写真詩集『New Habitations: from North to East 11 years after 3.11』取扱書店＆刊行イベント

米山菜津子, トヤマタクロウ, 瀬尾夏美, 柴原聡子

写真詩集『New Habitations: from North to East 11 years after 3.11』に、3名の作家の方々が言葉を寄せてくださいました。 そして、徐々に本書が書店に並びはじめております。 お近くにない方は...

被災後を生きる

20230829

写真詩集『New Habitations: from North to East 11 years after 3.11』刊行

柴原聡子, 瀬尾夏美, トヤマタクロウ, 米山菜津子

東日本大震災から11 年目に撮られた写真と、11 年の間に語られた土地の言葉。 被災地の現在と過去が織り成す、「あたらしい風景」。 この度、「住むの風景」初の書籍、『New Habitations from North ...

四十年目の都市

20230530

都心の夢

柴原聡子

周囲には高層マンションがたくさんある。家族構成まではうかがえないが、人が住んでいるからマンションがあるわけで、こういったところに住む感覚はどんなものだろうと、つい想像する。

四十年目の都市

20230202

誰かの地元

朝岡英輔

誰しもきっとこうして思い出が続々湧いてくる場所があって（私はもちろん浦和や、一年だけ住んだ神奈川の座間だ）、そうした場所を地元と呼ぶのかもしれない。先を歩く温さんたちに、小学生の彼らが重...

四十年目の都市

2022年10月21日木曜日

温又柔

この国が、私のものでないとしても、この言葉は、私のものではある。それが私にとっての、自分と日本、自分と日本語との関係だ。しかし考えてみれば、私は日本の、それも東京のほんの一部しか知らない...

四十年目の都市

20230119

私たちのおまじない

柴原聡子

「住むの風景」は、名前の通り「風景」を起点としているが、そこにはどうしようもなく「同時代」ということも絡んでくる。風景は常に変化するから「あそこに何があった」という記憶をもとに語られるこ...

被災後を生きる

20221214

22年6⽉12⽇　岩⼿県陸前⾼⽥市

早稲田大学 小林恵吾研究室, 小林恵吾

陸前⾼⽥市役所の永⼭さんに案内していただいた。ここでは⾼⽥町・今泉町の⼟地利⽤整備や川環境の管理体制など⾏政的な復興事業についてお話を伺う。今までの課題と今動き始めたプロジェクトについて...

被災後を生きる

2022年6⽉11⽇　岩⼿県陸前⾼⽥市

早稲田大学 小林恵吾研究室, 小林恵吾

産直はまなすにお伺いし、御年90歳になる吉⽥さんにインタビューをした。吉田さんの娘さんも一緒に私たちを迎え入れてくださり、3時間にも渡る貴重なお時間をいただいた。吉田さんは1970年代に広田湾の...

被災後を生きる

20221111

2022 年6⽉10⽇ 丸森町

早稲田大学 小林恵吾研究室, 小林恵吾

作業小屋をお借りして今回は⼩林研究室にて⾏った丸森町のリサーチの発表をさせていただいた。宍⼾さんだけでなく、他の住⺠の⽅も集まってくださり、リサーチにて作成した丸森町の年表を元に様々なお...

被災後を生きる

20221025

2022年10月5日　気仙沼・大槌・陸前高田

柴原聡子

何もなくなってしまった場所に一から線を引いて計画するのは大変なことだ。それでも、人々がそこを使うことで、徐々に定着していく。市内で最初にできた災害復興住宅の屋上から、街を眺める。夕日に染...

被災後を生きる

20221019

2022年10月4日　閖上、奥松島、女川

柴原聡子

同時期に建てられた新しい家だからといって、住む人の年齢や構成は色々だ。その区別なく、被災しているのだから。一見すると、高台住宅地は郊外のニュータウンに見えるところが多い。ニュータウンはお...

土の香り

20220708

「土の香り」を聞く　vol.1　江口宏志さん（mitosaya）

柴原聡子

mitosayaは、千葉県夷隅郡大多喜町にある蒸留所。5千坪を超える敷地で栽培する果樹や薬草・ハーブの他、全国の生産者がつくる果実や植物を使って、発酵や蒸留という技術を用いたものづくりを行っていま...

被災後を生きる

20220617

「家が作られねばならぬ」

柴原聡子

被災後のまちの風景は、主に住まいが作り出している。その住まいに求められる条件は、「どんなふうに暮らすか」ではないように感じられる。巷ではほとんどの人がこれに終始している（と思う）。しかし...

四十年目の都市

20220510

2022年4月26日 火曜日

温又柔

確かに恵比寿は何をするのにもどこへ行くにも便利な街だった。それでリュウさんだかヤンさんだかパンさんがいたから偶然住むことになった恵比寿内で、私たちは二回、引っ越しをした。あえて恵比寿から...

四十年目の都市

旧友のような竹芝

朝岡英輔

20年くらい前によくきていたなと思う。ターミナルの敷地内はほとんど景色が変わっていない。海の向こうにレインボーブリッジが見晴らせる広場もそのままだ。目を落とすと、柵の外側の茂みに金属製の設...

四十年目の都市

20220504

四十年前の「異国情緒」

柴原聡子

日本初の超高層ビルとされる霞が関ビルディング（高さ147m）の竣工が68年。東京タワー然り、とんでもない高さの建物ができて、風景は一変したと想像される。現在の東京の街並みはそれをベースとしてい...

被災後を生きる

20220419

2022年3月4日　丸森町、福島県双葉町

柴原聡子

車で双葉町にある東日本大震災・原子力災害伝承館へ。ある時点から急に廃墟や解体工事、空き地が増え始めたことに気づいた。水害や山火事といった、自然災害であたり一面さらわれてしまった被災地の風...

四十年目の都市

20220314

私を忘れて欲しい

朝岡英輔

既に名前の消えてしまった人々と、千年後の貝のモニュメント。作品を作るという事は、きっと忘れて欲しくないという欲望を孕んでいる。でも、果たして本当に忘れて欲しくないのだろうか？　自分のいな...

被災後を生きる

20220313

2022年3月3日　丸森町

柴原聡子

Hさんがお住まいだった五福谷地区は、台風の時に川の上流から大量の水とともに土砂や巨石が流れ込み、大きな被害を受けた。家を失った方も多く、被災直後、避難所で集団移転を検討し始める。そして、た...

四十年目の都市

20220310

2022年1月27日 木曜日

温又柔

去年の暮れに、東京エアシティターミナルを訪れたときに確信したのは、「過去を砂糖漬けにし美化するにすぎない」（細川周平）”悪しきノスタルジー”への、私自身の激しい抵抗感だった。それは、「初め...

被災後を生きる

2022年3月2日　仙台市荒浜地区

柴原聡子

海岸線と並行してあるのが、江戸時代に伊達藩によりつくられた貞山堀。そこに、鴨やカモメが風を避けるように溜まっていた。穏やかな光景。いま、何者がここを居心地よく使っているのだろう。ゆったり...

四十年目の都市

20211230

懐かしい場所

柴原聡子

毎年年末の東京駅は信じられないくらい混雑し、大晦日ともなれば、これまた信じられないくらい閑散とする。その両方を目にすると、（旅行に行く人も多いとはいえ）これほどまでに地方へ「帰る」人が多...

四十年目の都市

20211221

2021年11月17日 水曜日

温又柔

１９８３年の秋に、３歳だった私は母とともに、父が先に身を落ち着けていた東京都渋谷区のアパートに暮らし始めた。

四十年目の都市

箱崎エアーターミナル

小島ケイタニーラブ

「箱崎エアーターミナル」歌のメモ

被災後を生きる

20211115

10月6日 川べりの音

柴原聡子

10月6日、丸森町不動尊公園の川べりで録音

四十年目の都市

20211113

同じスピードに惹かれている

朝岡英輔

東京湾の埋立地は、歩きたくなる土地だ。無機質で、車通りの割りに歩いている人がなく（そもそも住宅地がほとんどない）、割れたコンクリートから草が茫々と生えている。００年代には大井埠頭、平和島...

土の香り

20211027

阿武隈川

柴原聡子

2021年10月7日、丸森町にある不動尊公園で、川沿いを歩く

四十年目の都市

2021年9月8日 水曜日

温又柔

「住むの風景」のプロジェクトの一環として、モノレール沿線上の、以前から気になっていた整備場駅で下車してみる。 一般の乗降客はほとんどいないらしい。

四十年目の都市

20211010

東京モノレールに乗る

柴原聡子

四十歳過ぎの私たちが幼い頃に見ていた風景が、そろそろ消えていく時期になる。巨大再開発の対象になる街や、フォトジェニックな保存したい街並みではなく、単に目を向けられてこなかった風景は、この...

被災後を生きる

2021年10月6日 – 8日 丸森

柴原聡子, 瀬尾夏美

2021年10月6日～8日、宮城県丸森町へ。小森はるか＋瀬尾夏美の作品制作に伴い、現地の方々にお話を聞く。 今回が初めての訪問、かつ下見をかねているため、今年の春から丸森町でリサーチや撮影を行っ...